この記事を書いた人:柳本一記
画像表示オプションは「2021年5月27日」からGoogle広告で提供された比較的新しい設定項目です。
今回はこの画像を広告テキストの右側や下に表示できる画像表示オプション(画像アセット)についての記事となります。
1.画像広告って効果あるの?
画像広告とは、下記のように、広告と合わせて画像を表示できる機能です。
画像広告は、追加していない広告よりもクリック率が平均 10% 高く、コンバージョン率が平均 5% 高いというデータがGoogleの発表にあります。
実際に検索をしてみても、やはり広告に画像があった方が目立っているのが分かります。
また施術している写真があることで、目がそこに行きやすですし、院の雰囲気が画像から読み取れるのではないでしょうか。
弊社の考えとしては、是非導入した方がいいと言えます。
クラアイント様にも、導入をさせていただいたところ、コンバージョン数がアップした治療院様も多くあります。
ただ、設定できる条件がありますので、今回はそれについても書かせていただきました。
2.設定ってどうやるの?
画像広告の設定は難しくありません。
左メニュの「アセット」から「画像」をクリックし、設定したい「キャンペーン」を選びます。
あとは、導入したい画像をパソコンから選ぶための選択画面を表示させ、そこから設定するのみです。
画像が決まっていれば、1~2分ほどで設定ができてしまいます。
3.導入に関しての注意点は?
画像広告を入れる際に注意しなければならないのは画像の大きさです。
小さすぎるとエラーとなってしまいますので、適切なサイズで導入が必要です。
上記のサイズが必要になりますので、気を付けたいところです。
また、画像広告は実は誰でも設定できるわけではありません。
アカウントが開設してから「90日」以上が経過しているなどの決まりがあります。
下記、Googleのヘルプから記載をいたしました。
●広告主がこれまで出稿ポリシーを遵守してきた実績があること
●Google広告アカウントが、画像表示オプションを利用できるカテゴリまたはサブカテゴリであること(性的なコンテンツ、アルコール、ギャンブル、ヘルスケアなどのデリケートとされているカテゴリは対象外)
●出稿するGoogle広告アカウントが、開設から90日以上経過していること
●出稿するGoogle広告アカウントが、有効なテキスト広告のキャンペーンを運用していること
出典:Google広告ヘルプ「画像表示オプションについて」
上記、ヘルスケアは対象外と書かれていますが、現在では「整体院」「整骨院」「鍼灸院」様のほとんどが掲載可能となっています。
「不妊鍼灸」「不妊治療」様は設定できないところもあります。
3.まとめ
画像表示オプションはアカウントを開設してすぐには設定できませんが、まずはテキスト広告でしっかりと配信をしていき、設定できるタイミングが来たら導入するのがオススメです。
弊社で上手く行っている画像の種類は、「施術」「カウンセリング」「内装」のお写真です。また、オーナー様のお顔のお写真を掲載し、こちらも効果が高くなっています。
画像表示オプションは、導入している治療院様とそうでない治療院様でかなり広告が表示された時の印象が変わってきますので、設定できる場合には、是非、掲載したい設定項目の一つです。