これは一つの考え方で、すべての治療院PPC広告に当てはまるとは言えませんが、必ずしも、PPC広告はトップページだけにヒットさせるものではありません。
PPC広告では、広告のテーマと実際にクリックされた先のページのテーマが一致していることが重要となります。
これは具体的になればなるほど効果が出るようなシステムとなっていて、広告そのもののランクを上げる要素にもなっています。(広告ランクについてはまた別の機会にお伝えします)
具体的な例を挙げさせていただきます。
たとえば、「渋谷の整体院」のリスティング広告を掲載するとします。
トップページは「渋谷 整体院」や「渋谷区 整体院」でヒットさせるのが基本となるでしょう。
しかし、それに加え「渋谷 腰痛 整体院」や「渋谷 頭痛 整体院」など
「腰痛」や「頭痛」を含めたキーワードの場合はトップページ以外に設定するのも方法の一つです。
「腰痛」系のキーワードに関しては「腰痛」のページを作成し、そのページに直接リンクする広告を配信します。
そして、広告のタイトルは「渋谷にある 腰痛専門 整体院」など腰痛が得意であることをキャッチにした広告を掲載します。
そして、飛んだ先の大きなメインの画像には、腰痛の施術をしている大きな画像と「腰痛ならおまかせください」というような、大きなキャッチコピーが書かれている。
これであれば、広告のキャッチと、飛んだ先の内容がマッチしているので、ユーザーは自分の求めているものに、ダイレクトにアクセスすることが可能となります。
もちろん、トップページでもいいのですが、トップページには「渋谷の整体院」であることは書いてあっても、「腰痛」と大きく書いていない場合には、「腰痛」で検索したユーザーは思ったほどニーズにマッチしていないと思う可能性があります。
もちろん、ホームページの中身を読んでいくうちに、腰痛を改善させることも出来ることが分かるのですが、ホームページが開いたその瞬間に理解してもらうことが大切です。
ただ、これを行うには、「腰痛」のページをしっかりと作り込まないといけないので、手間が掛かるのも事実です。
また、「腰痛」以外にも「頭痛」や「肩こり」といった症状のページも作りこまなくてはいけないので、多くの整体院様はすべてのキーワードをトップページに設定しています。
こうした方法もPPC広告では多店舗と差別化する上で有利に働くので、大変おすすめの方法の一つです。