治療院を運営している人は、各地域に必ず自分のライバル店があるものです。
駅前であったり、徒歩10分であったり、それぞれの店舗は場所も違えばサービスやメニューも違います。
お客様はこれらの店舗を比べて自分の求めているお店を探しています。
つまり、ライバル店のことを知らないということは、お客様がどの店舗を、どのように選んでいるいるかも知らないということになります。
もちろん、お客様の心理を100%知ることは出来ませんが、出来る限り理解する必要があり、そのためには、ライバル店を調査するところからはじめるしかありません。
では、どのように調査をしたらいいでしょうか。
業界ではこの調査の方法を「3C分析」を使って行うことが多くあります。
3C分析とは
Company(自社)
Competitor(競合)
Customer(顧客)
の3つで構成されています。
この3つを分析すると自ずと周りが見えてきます。
まず、「自社」に関してはもちろん、自分の店舗であり、現状どのようなサービスを行っていて、メニューに対する単価はどうか、キャンペーンなどは行っているかなど、自分自身のことをまず再確認する必要があります。
また、SEOの観点からすると、どのキーワードでどの順位に位置しているのかを知ることが大事です。
「競合」はライバル店です。
ライバル店のサービスや価格、駅から近いか遠いかなど、様々な要素を見ていきますが、大切なのは、自分の店舗と比べてどうかということです。
価格は自分よりも高いか低いか、キャンペーンは自分よりも多くやっているかいないか。
SEOの観点からは、自分よりも順位が上か下か、どの程度上なのか、どの程度下なのか。リスティング広告はやっているかいないか。ランディングページはあるか、ないか。
この現状を知ることが大切です。
最後に「顧客」ですが、お客様目線になって考えます。
SEOで例を出させていただくと、自分よりも上位に位置を付けている治療院が500円引きキャンペーンを行っていた場合、自分も500円引きのキャンペーンを行ったのでは、上位に付けている方が先にクリックされるので、有利になります。
1000円引きキャンペーンにした場合には、上位がそこよりも下であっても、値段の安い方をクリックすることも多くなるはずです。
これは架空の例ですが、ポイントとしては、「自社」「競合」の現状を踏まえて、「顧客」の立場に立って考えいくということが重要です。
3C分析を使って、是非、直観だけでない集客法を見つけていければと思います。