前回はチラシ集客とPPC広告の違いをお伝えをさせていただきました。
今回はSEO対策とPPC広告の違いをお伝えさせていただきます。
まずSEO対策とPPC広告が何かをおさらいしておきたいと思います。
SEO対策はいわゆる、検索エンジン上位表示対策で、ユーザーが特定のキーワードで検索した時に、検索エンジンの上の方に表示される対策のことを言います。
具体的な例を挙げると、「港区 整体院」でユーザーが検索した時に、1ページ目の上の方に表示させることを指します。
上位に表示される要因は様々で、定期的にGoogleが変動を施しています。
一方、PPC広告とはなんでしょう。
これもSEO対策と同じように、検索エンジンの上位に表示される、検索エンジン対策の一つです。
ただ、SEOと違うのは、広告として表示させ、GoogleやYahooにクリックされた分の広告費用を支払う必要がある点です。
決定的に違うのは、料金さえ払えば、どのようなキーワードでも上位に表示させることが出来ることでしょう。
SEO対策の場合にはトップページで対策出来るのは多くても2~3個のキーワードのみです。
多くのキーワードでトップページで上位表示させようとすると、Googleから欲張っていると思われ、どのキーワードも上位表示できないという状況になる可能性があります。
そのため、違うキーワードに関しては、トップページ以外のページで対策を施します。
これを「ロングテールSEO対策」と言います。
アマゾンやWikipediaが色んな言葉で上位に表示されるのはこの為です。
トップページに何個でキーワードをヒットさせられる、PPC広告とは根本的に対策が違うのです。
では、この二つ、どちらがいいのでしょう?
当然、両方やるのが一番いいということになりますが、SEO対策の欠点は時間が掛かるという点です。
ロングテールSEO対策を行うにも、ページ数が必要になります。
1,2日でページのボリュームを増やせるものではありません。
つまり、お勧めとしては、この二つのバランスと使い分けです。
ホームページを立ち上げて間もない頃はページ数も少ないですし、どのキーワードでヒットさせていくと効果があるのかも分かりません。
そこで、スタートはPPC広告を使って、まずはアクセスを集めていきます。
PPC広告でどんなキーワードでヒットされ、それらのどのキーワードで申し込みがされたかが、だんだんデータが蓄積されてくると分かってきます。
そうしたデータを元に、SEO対策で使用するキーワードを選別していけば、間違いも少なくなります。
そして、将来的にSEO対策からもアクセスが集まるようになれば、整体院のお客様が多い時にはPPCは停止にし、また、必要な時に再開すれば広告費も抑えることができます。
このようにSEO対策とPPC広告のバランスを上手く整えることが鍵となります。