前回はSEO対策はビックキーワードを狙うのではなく、スモールキーワードを使っていくのが効果的という内容でお送りをさせていただきました。
ブログの記事でページ数を増やし、それぞれのページにキーワードを盛り込むという手法、「ロングテールSEO対策」が重要と記載しました。
それではSEO対策ではなく「PPC広告」はどうでしょう?
SEOとPPC広告で一番の違うポイントとしてはやはり広告費が掛かることでしょう。
PPC広告は検索エンジンの上部や下部に表示され、特定のキーワードで検索した時に1クリックに対して料金を支払うシステムです。
これはSEOと同じ検索エンジンリストとして表示されるので、目的は同じと言えます。
早い話しが、たくさんのページを作ってロングテールSEO対策で当てていくか、広告費を払って、ヒットさせていくかの違いです。
集客には大きく2通りの方法しかないと言われています。
1.広告費を掛ける
2.労力を使う
つまり労力もお金と同じ投資ということになります。
記事を書くのに時間がない、という人は1.で集客している整骨院のオーナー様も多くいます。
一番いいのは両方行うです。
SEO対策もするし、PPC広告も行う、もちろんこれがベストです。
ただ、この2つをもう少し詳しく見ていく必要があります。
PPC広告とSEO対策の違いは?
PPC広告とSEO対策の一番の違いは何と言ってもキーワードにあるのではないでしょうか。
PPC広告は基本的にどんなキーワードでもセットができます。
「渋谷区 整体」
「渋谷 腰痛 痛い 困っている」
「近所の痛くない 整骨院」
このようなキーワードを検索バーに入れて検索する人もいます。
今挙げたのは3つだけですが、実際には極めてたくさんのキーワードで検索しているのです。
そのたくさんのキーワードの中で、どんなキーワードでも検索リストの上部に表示されたとしたらどうでしょう。
SEO対策で「渋谷 整骨」だけを狙ってヒットさせるよりも、はるかに多くのキーワードでアクセスを増やすことが出来るのです。
そして、もう一つのメリットは、ヒットさせるページを自分で設定できるということです。
腰痛のページでは腰痛のページに直接セットさせることができますし、自律神経失調症のキーワードでは自律神経失調症のページに直接アクセスしてもらうことができます。
必要な患者様にお悩み系の必要なページアクセスしてもらうことができるのです。
ロングテールSEO対策も確かにそれぞれのタイトルに腰痛などのキーワードを含めていけば、その言葉でヒットされることになります。
ただ、SEOの場合には腰痛、自律神経失調症、肩こり、骨盤矯正、というすべての言葉をトップページに含めることができません。
1ページ1キーワードが理想とされています。
PPC広告ではお悩み系ページに直接当てることも出来れば、トップページにすべてヒットさせることもできるのです。
このようなセットの自由度がSEO対策とは違う点になります。
ただし、PPC項目は前述したように、1クリック単位で広告費が掛かるものなので、広告費以上の売り上げを上げる必要があります。
整骨院や整体院などの治療院はPPC広告と相性がいいと言われている理由の一つに、患者様をリピートに付けることが出来るという点です。
一人の患者様を獲得するのに3000円かかったとしても、回数券などの購入で5回来院してくれた場合には、3000円の何倍も収益が出る計算となります。
他の商売でもそうですが、リピートにつなげるというのがポイントです。
プリンターも機械そのものは安く設定していても、インクジェットで設けているという実情があります。
化粧品ではお試しセットをプレゼントして、良かったら買ってくださいという手法があります。
整骨院のリピーターにつなげる手法もまさにこれと同じことが言えるのです。
今回はメインにPPC広告とSEO対策の違いをお伝えさせていただきました。
PPC広告についてはまた違う記事でもお伝えしていきます。