さて、今回はPPC広告についてお伝えをさせていただきます。
そもそもPPC広告とは何かというと、正式な名前は「リスティング広告」となります。
PPCとは(Pay Per Click)1クリック毎に広告費用が発生するという意味になります。これは逆を言えば、クリックするまでは費用が発生しないと言うことを表していて、無料で広告が表示されると言うニュアンスにもつながっています。
これは通常の自然検索部分(SEO対策)よりも上に表示がされるというメリットがあります。ユーザーは一番上からクリックしていく傾向があるため、上位に表示されると言うのは多くの優良なユーザーを集める優れた方法となります。
PPC広告の時代が変わったとは??
タイトルには治療院のPPC広告の時代が変わった??と書きましたが、これは今ではスマホユーザーが圧倒的に多いことから、スマホPPC広告が主流になったということです。
では、PCとスマホでは何が違うのでしょう?
まず、スマホユーザーは何かをしながらホームページを観覧しているということ。
テレビを見ながら、食べながら治療院のホームページを見ているので、PCほどじっくりと見てくれなくなっているといえます。
また、他のホームページと比較しにくいと言うのも挙げられます。
PCの場合にはタブで他のWEBサイトを切り替えて見ていくことが出来るので、比較が簡単でしたが、スマホの場合には画面を切り替えるのが面倒くさいことから、2,3カ所ホームページが出てきて、良ければその治療院に決めてしまうことも多くなっています。
そういったことからしても、上から表示されるというのはスマホPPCでは重要になってくるのです。
また、スマホでは文章が読みづらいことから、インパクトのある見せ方も大切になってきます。
下の方に小さく「キャンペーン実施中」と書かれているよりも、上部に大きくキャンペーンの内容を記載することで、その先も見てもらえることにつながります。
文字に関してですが、1ページにぎっしりと文字が詰まっているとそれだけで離脱してしまう人もいるので、スマホでは工夫が必要です。
「アコーディオンメニュー」と呼ばれる、クリックすると「ズルズル」っと下に伸びてくるボタンを設置し、クリックする時だけ文章が下に出てくるようにすれば、読みづらくなることはありません。
治療院の中には、メニューごとにこのアコーディオンメニューを設置し、それぞれのメニューをクリックした時だけ、表示されるというホームページも多くなってきました。
では、PCとスマホでPPC広告はどう配信するればいいの??
当然、スマホだけではなく、PCでもヒットしていることから両方で配信する必要があります。
これに関しては、PPC広告というよりも、ホームページの出来栄えにかかっているともいえます。
PCで見た時にスマホでもレイアウトが変形する「レスポンシブデザイン」になっている場合には先ほどご説明させていただいた、文字が読みづらくないかなどの注意が必要です。
PCをメインで作られたサイトと言うのはどうしても、文字量が多くなってしまいます。それがそのままスマホで同じようにレスポンシブで表示がされてしまうと非常に読みづらい状態になります。
アコーディオンメニューを付けるにしても、PCでアコーディオンメニューが付いてしまうと、PCの時には使いづらいホームページになります。
これらのことを防ぐために、PCとスマホで別々のホームページを作成するということや、「動的配信」と言われるプログラミングを用いた作りもあります。
しかし、最もGoogleに好かれるのは「レスポンシブデザイン」です。
そして、「スマホファースト」でホームページを作成することを推進しています。
これはPCをメインに作るのではなく、スマホユーザーに使いやすいサイトを作成することを第1に考えると言う手法です。
スマホからホームページを作ることで、PCで見た時にもアコーディオンメニューなどを使わなくてもすでに文章量も多くない、シンプルなコンテンツとして表示がされます。
文章量に関しては、ホームページの中にブログを設置し、その中で文章は多く書いていけばSEO対策にしていくことができます。
また、文章を多く書いたとしても、途中で写真を導入したり、図を入れたりしながらであれば、見た目が文字だらけという印象は無くなります。
PPCを行う場合にも、時代は「スマホファースト」に移行したと言えるでしょう。