ワードプレスをご自身で操作し、整体院のホームページを作りたい人は多いかと思います。
今回そんな整体院のオーナー様に、ワードプレスのテーマで抑えておきたいポイントをお伝えさせていただきます。
スマホ対応されていること
これはおそらくすでにお分かりいただいていると思いますが、当然現在はスマホで検索している人がほとんどとなるため、テーマはスマホ対応されていることが必須になってきます。
そもそも、このスマホ対応しているレイアウトのことを「レスポンシブデザイン」と言います。
Googleはこのレスポンシブデザインをホームページ制作では推進していて、2018年のモバイルファーストインデックス(スマホをメインにした新検索システム)では検索の順位にも影響してきます。
これはレスポンシブデザインで作成されたHPは、ページ表示速度が速いことから検索エンジン対策、SEOにも強いということが言えます。
現在大抵のテーマがレスポンシブデザインで作成されていますので、これに関しては問題ないでしょう。
ただ、ポイントとなるのはレスポンシブデザインのテーマであっても、どのようなレイアウトになっているかということです。
とくに重要なのが、ローカルナビゲーションというメニューやボタンの配置についてです。
上部にベルトのような帯で出来たボタンの並びがあるのはお馴染みだとは思いますが、それに加え、ホームページの左や右に縦に並んだボタンのセクションをよく見かけると思います。
これが「ローカルナビゲーション」というボタンの並びとなります。
これが付いているかどうかがポイントの一つです。
最近ではこのローカルナビゲーションがない「ワンカラム」のレイアウトが流行っていますが、整体院のホームページはこれが付いていた方がいいでしょう。
なぜならば、整体院のホームページは「腰痛」「頭痛」「自律神経失調症」などの症状別ページを作成することが多く、上部の帯のボタンの並びには入りきらないことが多いからです。
縦に並ぶボタンのセクションであれば、スクロールに限界はなく、いくらでも症状別メニューを記載することができます。
また、すべてのページにローカルナビゲーションが付いていることで、患者様は迷うことなくほしいページにたどり着くことができます。
さて、このローカルナビゲーションですが、右と左にあるのはPCの時です。
スマホになった時にはどうなるでしょう。
これは左か右のナビゲーションがスマホの時にはメインの内容の下に来るような手-マを選ぶべきです。
横並びの帯のボタンはスマホでは「ハンバーガーメニュー」と言われる3本線の中に集約されていて、クリックすると「スルッと」出てくるものが多くあります。
これに加え、左か右にあるローカルナビゲーションはクリックして出てくるのではなく、スクロールすると内容の下に出てくるのがユーザーには分かりやすいのです。
クリックしないと出てこないということは、ユーザーに一手間掛けることになります。なるべくユーザーに手間を掛けずに症状別ページに誘導していけるのが理想的です。
電話番号がクリックできること
次にお伝えさせていただくのが電話番号についてです。
ワードプレスのテ-マはすべてがお店のために作られたテーマとは限りません。
むしろ、お店(整体院)などで使うことの方が少ないと言ってもいいでしょう。
そのため、電話番号をホームページに記載して、クリックするとスマホで電話が掛けられることまでは想定していないのが実情です。
ただ、店舗(整体院)である以上は、クリックしてすぐに電話が掛けられた方が間違いなく、集客にプラスに働きます。
まさか、電話帳にペンで書き写してから電話をする人も今では珍しいでしょう。
そこで、このクリックで電話が出来ないテーマではどうするかというと、プラグインに登場してもらうことです。
「Really Simple Click To Call」というプラグインはこの電話番号をクリックできる機能を備えたシステムです。
このプラグインを使えば、たとえテーマにこの機能がついていなくても、簡単に設置することが可能となります。
ところで、iPhoneはテキストで電話番号をホームページ内にあるのを発見すると、自動的にリンクボタンとなり、電話が掛けられる機能がついています。
しかし、iPhoneでそうなっているからと言って、そのまましてしまってはいけません。
Androidのスマホで見た時にはそうなっていないことが多いので、やはり、プラグインなどで作成する必要があります。
今回は「ワードプレス テーマ 整体はこれでいい??」という内容でお伝えさせていただきましたが、この続編も違う記事でお伝えをさせていただきます。